SFマガジン編集部編「SFが読みたい!2026年版」早川書房
年に一度のSF者ご用達。いや最近SFを読んでない私が云々するのはどうかとも思うけど。
ベストSF2025、国内篇はあの化物本、伊藤典夫評論集成が2位に入る大活躍。SF界じゃ翻訳家は単に訳すってだけじゃない。海外のSFを紹介するっていう大役も果たしていて、そういう仕事への感謝というかリスペクトが大きいのだ。あとアポカリプスホテルは何かと予想を裏切る面白さだった。逆に期待通りのお馬鹿さだったニャイト・オブ・ザ・リビングキャットも、アチコチに制作陣の映画への愛が滲んでて良かったなあ。
飛博隆インタビュウでは、《廃園の天使》シリーズの今後の話が少し。本当に終わるんだろうか。
海外篇では(2026年2月現在)第十二回日本翻訳大賞の二次選考対象にも残った「バベル オックスフォード翻訳家革命秘史」が堂々のトップ。さすがに「ドクトル・ガーリン」は選外。
コラム「歴史SFの隆盛」。「妖星伝」「どんがらがん」「さよならダイノサウルス」は…さすがに違うかw
国内&海外ファンタジイ、「十二国記」の新作短編集ってマジか?
科学ノンフィクションはAI大暴れと思ったら。でも「基礎モデルとロボットの融合」は是非読みたい。「感情労働の未来」「饒舌な動植物たち」「土と生命の46憶年史」も美味しそう。藤井一至とか前野ウルド浩太郎 とか、研究者が面白い本を書いてスタアになる傾向は、ノンフィクション好きとしちゃ有り難い。あと「動物には何が見え、聞こえ、感じられるのか」はセンス・オブ・ワンダーが溢れてる。
SF映画、「スーパーマン」「フランケンシュタイン」って、いつの時代だ?
「SFが読みたい!の早川さん」。帆掛さんは堂々たる裏ヒロイン顔だろ。「地球の長い午後」や「十月はたそがれの国」も邦題のセンスがいいよね。
「素数の呼び声」、本当に出るの? 間宮改衣の新作を光文社が用意してる!「ここはすべての夜明けまえ」には暫く脳みそを乗っ取られたんで凄い楽しみ。
中国との関係悪化は日本人作家の中国での出版にも悪影響があるらしい。これだから言論の自由がない国はブツブツ。
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