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2024年2月20日 (火)

SFマガジン編集部編「SFが読みたい!2024年版」早川書房

 今年も出ました年に一度のお祭り本。

 ベストSF2023の国内篇はフレッシュな顔ぶれが多くて、今の日本SF界が盛り上がってるのがよくわかる。海外篇は「やっと出たか」的な作品がアチコチにあるのが嬉しい。あと、竹書房の活躍も期待が高まる。そういやクリストファー・プリーストは…よく間に合ったと考えよう、うん。とか言いつつ、ベストSFに入ってる作品は一作も読んでないんだけど。

 「国書刊行会50年の歩み」って、そんな本が出てたのか…と思ったら小冊子かあ。手に入れるの難しそうだなあ。悔しい。

 科学ノンフィクションは ChatGPT と AI が大暴れ。俺的には大規模言語モデルを AI と呼びたくて、懐かしの論理的なモデルの復活を願うんだが、これも世の流れか。SFコミックも AI やロボットが人気だなあ。

 SFドラマは「全て配信作品になった」。カネのかかるSF物も、配信ならモトが取れるんだろうか。ちなみに全部海外作品。

 そういや漫画や小説の映像化で原作改変が話題になってるが、私は「バーナード嬢曰く。」の実写化なら原作改変というか登場人物全とっかえも許すぞ。例えば舞台は区立図書館で登場人物は近所に勤める男女。これならセットも衣装も金をかけずに済む。いっそ15分番組でドラマ部分は3分程度、残り時間はゲストの芸能人が好きな本について喋る、とか。で、最初のゲストは池澤春菜で。いや別に何も企んでないです、はい。

 第11回ハヤカワSFコンテスト特別賞を受賞しSFマガジン2024年2月号の冒頭を飾った衝撃作の間宮改衣「ここはすべての夜明けまえ」は3月に書籍化。これを機に多くの人に読まれるといいなあ。 

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