リチャード・C・フランシス「家畜化という進化 人間はいかに動物を変えたか」白揚社 西尾香苗訳
家畜化された動物はどれもみなおなじみのものであるため、その性質がどのように変化してきたのか理解しやすい。進化生物学の近年の進展や最新の知見を家畜化というレンズを通して考察したい。それが、本書でわたしが主に目指していることだ。
――はじめに新しく進化した発生過程ほど進化による変更が生じやすい。
――第5章 進化について考えてみよう
【どんな本?】
ロシアの遺伝学者ドミトリ・ベリャーエフは画期的な実験を成功させた。本来なら人に慣れないギンギツネを巧みに交配し、人懐こい品種を作り出したのだ。交配の基準はただ一つ、人懐こさだけ。
奇妙なことに、交配を重ねたギンギツネには、人懐こさ以外にも違いが現れる。茶や斑など毛色のバリエーションが増し、顔の幅が短くなり、垂れ耳や巻き毛も現れ、尾まで振る。
人懐こさだけで選んだのに、なぜこんな変化が現れたのか。このような変化は、イヌ・ネコ・ウシなど他の人に飼われる哺乳類にも起きたのか。人に飼われる事が、動物たちにどんな効果を及ぼすのか。それは、ヒトにも影響を及ぼすのか。
進化神経生物学の研究者からサイエンス・ライターになった著者が、家畜化をテーマに現代の進化生物学の基礎と楽しいトピックを紹介する、一般向けの科学解説書。
【いつ出たの?分量は?読みやすい?】
原書は Domesticated : Evolution in a Man-Made World, by Richard C. Francis, 2015。日本語版は2019年9月30日第一版第一刷発行。単行本ハードカバー縦一段組み本文約437頁に加え、訳者あとがき5頁。9ポイント47字×19行×437頁=約390,241字、400字詰め原稿用紙で約976枚。文庫なら上下巻ぐらいの分量。
文章はやや硬い。著者は研究者からサイエンス・ライターになった人で、日頃は専門家向けの論文ばかりを読んでるんだろう。内容もけっこう専門的で、高校卒業程度の生物学の素養が必要。
【構成は?】
教科書として読むなら、「はじめに」から素直に読むのがいい。理論的な基礎を前の方で堅め、具体例を個々の家畜で見ていく構成だ。が、野次馬根性で読むなら、好きな動物から読み始めても充分に楽しめる。ただ、イヌ派とウマ派には、気持ち的に少々厳しい試練があるかも。
クリックで詳細表示
- はじめに
- 第1章 キツネ
- 第2章 イヌ
- 第3章 ネコ
- 第4章 その他の捕食者
- 第5章 進化について考えてみよう
- 第6章 ブタ
- 第7章 ウシ
- 第8章 ヒツジとヤギ
- 第9章 トナカイ
- 第10章 ラクダ
- 第11章 ウマ
- 第12章 齧歯類
- 第13章 人間 Ⅰ 進化
- 第14章 人間 Ⅱ 社会性
- 第15章 人新世
- エピローグ
- 付録1 第5章の補足A 「現代的総合」は「拡張された総合」へ向かうのか?
- 付録2 第5章の補足B ゲノミクスと系統樹
- 付録3 第7章の補足 在来種から品種へ
- 付録4 第10章の補足 ラクダの側対歩
- 付録5 第11章の補足A ウマの進化
- 付録6 第11章の補足B ウマ品種の系統
- 付録7 第12章の補足 エピジェネティクスという次元
- 付録8 第14章の補足 進化生物学・進化人類学・進化心理学
- 付録9 第15章の補足 火の使用とその結果
- 謝辞/訳者あとがき/註と参考文献/索引
【感想は?】
「まえがき」で、いきなり驚いた。
多くの場合、家畜化過程をスタートさせるのは人間ではなく動物自身である。
――はじめに
副題に「人間はいかに動物を変えたか」とあるから、人間が動物を捕まえて家畜にしたように思える。だが、たいていの場合は違うのだ。まず、動物がヒトの近くで暮らし始め、ヒトがソレを受け入れる…というか、追い払わない。動物が世代を重ねるごとにヒトとの暮らしに適した生態に変わり、ヒトも動物を利用し始める。まず動物から近づいてきたのだ。
なのに、なぜか最初は例外的なキツネから始まる。かの有名なドミトリ・ベリャーエフ(→Wikipedia)のキツネだ。毛皮用に飼育されているキツネから交配を重ね、人懐こいキツネをつくり出した。動物から近づいたのではなく、ヒトが動物を飼いならしたパターンだ。
野生のキツネはヒトを恐れ、無理に近づくと唸り、噛みついてくる。ベリャーエフは、その中からあまりヒトを恐れない個体を選んで交配を重ねた。選ぶ基準はあくまで人懐こさだけで、姿形はまったく考えない。
にも関わらず、見た目や振る舞いも変わった。銀色ばかりだった毛は茶になったり斑になったり。垂れ耳や巻き毛も現れ、顔の幅が短くなり、尾を振りヒトの顔をなめる。まるきしイヌだ。
これらの性質は、最初からキツネの遺伝子プールの中にあって、それが表に出てきただけだろう、と著者は考えている。
この進化的な変化のすべては、おそらく新たな突然変異なしで起こったのだろう。(略)
従順性を対象とした選択の成功は、むしろ「既存の遺伝的変異」と進化学者が呼ぶもの、つまり実験開始時にすでにキツネ集団の中に存在していた遺伝的変異だけによって達成されたのである。
――第1章 キツネ
いわゆる潜性(かつては劣勢と呼ばれた)遺伝が表に出てきただけ、といわけ。
この変化なんだが、不思議なことに様々な家畜で似たような変化が起きるのだ。
家畜にみられる類似した形質は(略)、従順性、社会性の向上、多彩な毛色(特に白色)、体のサイズの低下、四肢の短縮、鼻づらの短縮、垂れ耳、脳のサイズの減少、性差の減少などが含まれる。
――第5章 進化について考えてみよう
幾つかは素人でも見当がつく。従順性は、ヒトに従う性質だ。ペットでも食肉用でも使役用でも、逃げたり襲ってきたりする奴は、家畜に向かない。穏やかでヒトに慣れ言うことを聞く奴の方が飼いやすい。逆らう奴は幼いうちに殺され、大人しい奴だけが生き延びる。結果、穏やかで人懐こいのが多くの子を残す。
もっとも、いうことを聞くってのも、実はけっこう高度というか特殊な能力らしい。
イヌでもフェレットでも、人間の意図を読み取る際に重要なのは、人間の凝視に耐えられることだ。こうした種間コミュニケーションでは、アイコンタクトをとるのが第一段階なのだが、哺乳類の多くにとってアイコンタクトは攻撃的な行動でもある。
――第4章 その他の捕食者
アイコンタクト、別の言い方だと「ガンをつける」となる。ソレを攻撃的な意図だと思わない事が、家畜化の最初の一歩なのだ。だとすると、街のカラスは既に家畜化の第一歩を踏み出してるんだろうか。カラスならいいが、もっと困った奴もいる。アライグマだ。これは日本だけじゃなく…
トロントの市街地には1平方マイル〔約2.6㎢〕あたり最高で400匹ものアライグマが生息している。もっと自然に近い環境下では、個体群密度は1平方マイルあたり1~5匹程度である。
――第4章 その他の捕食者
ラスカルどもにとっては、自然な環境より市街地の方が住みやすいらしい。メシもゴミ箱を漁ればいいしね。
それだけじゃない。ここまで増えるには、もう一つ大事なことがある。社会性だ。といっても、群れを作って狩りをするワケじゃない。他の個体と争わない、それだけだ。
一般に野生動物は縄張りを持ち、侵入者と激しく争う。イエネコの祖先リビアヤマネコもそうだった。この性質を克服し、他のネコと争わないネコだけが、ヒトの穀物蔵を荒らすハツカネズミを食えた。一時期、猫鍋なんて動画が流行ったけど、あんな風に団子になるのは、イエネコだけなのだ。
これらと全く関係なさそうなのが、毛色のバリエーションだ。
白は家畜化に特徴的な毛色である。
――第7章 ウシ
ホルスタインの白黒斑とかは、家畜化に独特の現象らしい。ネコやイヌなど愛玩用なら新規な毛色が好かれるのもわかる。実用でも…
毛色の突然変異の中には、文化によっては野生型の毛色よりも好まれるものがある。たとえば、サーミ族にとって白い毛皮は価値がある。
――第9章 トナカイ
と、毛皮用なら、高く売れる色の個体は多くの子を残すようヒトが働きかけるだろう。そうでなくても、「白馬の王子様」なんて言葉があるように、白はヒトに好かれるし。とはいえ、搾乳用や食肉用なら色は関係ない。では、野生状態と何が違うのか。
人間に支配された新たな生息環境下では、野生型の毛色を選択する圧力が低下したからである。
――第8章 ヒツジとヤギ一般的に、哺乳類の毛色の場合、選択が緩和されているというのは、カムフラージュや隠蔽色を対象とする選択が弱くなることを意味する。家畜トナカイの場合、選択が緩くなったのは捕食されるのが減ったことを反映している可能性がある。
――第9章 トナカイ
野生状態だと、目立つ奴はオオカミなどに狙われ食われる。でも家畜はヒトが守る。だから目立つ奴でも生き延びられる。そういう事だ。加えて、意外な理由も。
ウシバエなど、寄生性の昆虫である。(略)
家畜トナカイには、イベルメクチンなどの広域寄生虫駆除薬が投与される(略)。
ウシバエは明るい毛色のトナカイを好んで襲う。
――第9章 トナカイ
薬は極端にせよ、家畜は大切な財産だ。だから大切に世話をするし、家畜小屋も掃除して清潔に保つ。だから寄生虫にも狙われにくい。獣医だっているしね。そんな風に、人が守ることで、それまで潜性だった遺伝的性質が表に出てきて、さまざまな毛色が生まれたのだ。
ウシの身体が祖先のオーロックス(→Wikipedia)より小さくなったのは、なんか分かる。オーロックスはデカすぎて暴れたら手に負えないし。もっとも最近は品種改良で逆に大きくなってるみたいだけど。特にブタ。これ、実は性差が減ったのと関係が深いのだ。
体や角のサイズにおける雌雄の収斂が見られるのは、雄だけが変化した結果である。雄の体や角のサイズが小さくなるからだ。若い雄を間引くことにより雄の成獣同士の闘争が減り、その結果、性選択圧が低くなり、さらにその結果として雄の体や角のサイズが小さくなるというわけだ。
――第8章 ヒツジとヤギ
野生状態だと、雌の奪い合いで雄同士が激しく争う。バトルじゃ体重と得物が大事だ。図体がデカく物騒な角を持つ雄がバトルに勝ち雌を得て子を残す。でも家畜だと気の荒い雄は早めに潰され、穏やかな雄だけが子を残す。角の大小は関係ない。それどころか、「種馬」や「凍結精液」なんて言葉があるように、ヒトの都合で交配を決めたりするし。
野生と家畜では、性淘汰の条件が全く違うのだ。と同時に、性淘汰も進化において大きな役割を果たしている事がよくわかる。
とかの家畜化に伴う変化も面白いが、身近な動物が家畜化する理由も、現代人の目からするとけっこう意外だったりする。いやいずれも「食用」なんだけど。例えばイヌ。白人が来る前の北米や中米じゃ食用に飼われてたし、今だって有名な中国・韓国の他にフィリピン・ベトナムや西アフリカで食われている。もちろん愛玩用に飼う場合もあって、区別は難しい。
アポリジニ―が食用犬と非食用犬とを区別する一つの方法は、非食用犬に名前を付つけることだ。
――第2章 イヌ
名前の有無ってのは、なんかわかる気がする。こういう食用に飼われてた動物は他にもあって…
ウマはもともとは食肉用に家畜化された。
――第11章 ウマモルモットはアンデス山脈西部のインカ人の土地からやってきたのである。(略)
ペルーではケイビー(モルモット)はペットではなく、食材だったのである。
――第12章 齧歯類
日本じゃ桜肉とか馬刺しとかでウマを食う文化が残ってるから、意外でもないかな? でもモルモットは知らなかったなあ。そういやローカル・ヒーローって映画があって、ウサギが重要な役割を… いや、話が逸れた。
もちろん他にも動物関係のトリビアが楽しかったり。著者はヤギがお気に入りらしく、その賢さと逞しさを讃えてる。ただし、賢く逞しいのも時として困りもので…
野生化したヤギは、大きな環境問題を引き起こしている。島に生息する多くの鳥類や哺乳類がヤギのせいで絶滅してしまったのだ。(略)比較的小さな島であっても、ヤギを根絶するにはヘリコプターに射撃手、イヌ、毒物などを総動員しなければならない。
――第8章 ヒツジとヤギ
そういえば除草用の仔ヤギが逃げ出して、なかなか捕まらないってニュースもあった(→スポーツ報知,産経新聞)。奴は山間部仕様で崖もヒョイヒョイ登るから、追いかけるのも大変なのだ。
キリスト教文化圏じゃ悪魔のモチーフにもなって悪役なヤギだが、日本じゃそれほど悪く言われない。日本での悪役はラクダだろう。このラクダ、グローバル経済じゃ大きな役割を果たしている。
シルクロードが利用されていたのは紀元前150年~紀元1450年頃だが、この間ずっと、車輪を使った乗り物には適さない道だった。シルクロードはラクダが通ってできた道のネットワークだったのだ。
――第10章 ラクダ
「情報と通信の文化史」や「紙と人との歴史」だとモンゴル帝国の情報ネットワークでウマが活躍したけど、物流はラクダが支えたのだ。「ラクダの文化誌」とかを読むと、実はラクダってかなりケナゲな動物なのがわかります。ヒトが乗るのには適さないけどね。
終盤では、ヒトが自分で自分を家畜化したって説を検討してる。その過程で影響が大きいのは生物的なモノか文化的なモノかって議論があって、今のところ決着はついていない。
両方が関係する例として、乳糖耐性を挙げてる。牛乳を飲んで腹を下すか否かだ。ウシを飼う文化だと、腹を下さない者の方が生き延びやすい。もっともチーズって逃げ道があるんだが(→「チーズと文明」)、それは置いて。
最も大きいのは、やっぱり火の利用だろう。
ヒトが登場する以前に起きた文化的革新として、特に画期的だったのは料理の開始である。(略)
肉でも植物でも料理したほうがカロリーの摂取効率が高くなる。
料理への適応としては、顎の筋肉の退化や、歯のエナメル質の厚さや臼歯のサイズの減少などが可能性として挙げられている。
――第15章 人新世
料理するには火を使わなきゃいけない。一般に動物は火を怖がる。そして若い個体ほど好奇心が強く恐れ知らずだ。ヒトの中でも精神的に若さを保った個体が火を使い始め、それにより食糧事情が改善し多くの子を成した…のかなあ。
もっとも、こういう、根拠があやふやな説明に著者は批判的で、最近よく見る進化心理学に対しても、辛辣に切って捨てている。
進化心理学は、主流の進化生物学の枠組みの外で生まれ育ってきたものなのである。進化心理学は、信憑性を失った行動主義の枠組みに取って代わる、統一的で堅固な枠組みを探し求める心理学者たちが発展させてきたのだ。
――付録8 第14章の補足 進化生物学・進化人類学・進化心理学
もちろん、新しいから駄目ってワケじゃなく、生物学の新しい概念であるエピジェネティクスについては、キチンと説明してる。
毛母細胞でも血球でもニューロンでも、あなたの身体を構成するどんな細胞も遺伝的に同一なのに、細胞によって表現型は大きく異なっている。表現型が異なるのは、エピジェネティックな面での差異があるからである。
――付録7 第12章の補足 エピジェネティクスという次元
iPS細胞とかは、エピジェネティクス的に細胞を初期化する技術、なのかな? いや知らんけど。
あと、この辺は、スティーヴン・ジェイ・グールドが唱えた断続平衡説(→Wikipedia)の論拠になりそうなんだけど、どうなんだろう?
遺伝的浮動(略)の程度は集団のサイズにより異なり、集団が小さいほど起こりやすくなる。母集団が小さいほど、ランダムに起こる現象の影響が大きくなるからだ。
――第3章 ネコ
一つの個体に生じた変異が、集団の中で多数を占めるには、どれぐらいかかるかを考えよう。個体数が4なら、次の世代で多数派になり得る。でも個体数が1万だと、数十世代が必要だろう。そんな感じに私は理解した。
とかの生物学の話とは別に、飼い猫の話など著者自身のネタもあって、親しみやすさに一役買っている。例えば最近の新型コロナ騒ぎ。宴会とかの親密な人付き合いが制限され、それが苦しい人と苦にならない人がいる。やはり苦しさは人それぞれらしい。
内向的な人に比べ、外交的な人は精神の健康を保つために社会的な相互作用を多く必要とする。実際、内向的な人には人との相互作用から解き放たれて一人になる時間がある程度は必要で、そうしないと心理的に落ちつけないのだ。
――第14章 人間 Ⅱ 社会性
そうなんだよっ! 「戦地の図書館」に、二次大戦で従軍した兵が、常に集団生活の軍の中にあって、本を読んでいる間だけ一人になれた、みたいな話があった。程度の大小はあれど、一人になる時間が必要な人もいるのだ。
えっと、まあ、そんな風に、基本は真面目な生物学の解説書なんだけど、ナニカと妄想を刺激される本でもあるのだ。今回の記事も無駄に長くなってしまった。
【関連記事】
- 2021.1.25 メノ・スヒルトハウゼン「都市で進化する生物たち “ダーウィン”が街にやってくる」草思社 岸由二・小室繁訳
- 2018.3.21 アンドリュー・ロウラー「ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥」インターシフト 熊井ひろ美訳
- 2017.05.14 松原始「カラスの教科書」雷鳥社
- 2017.03.30 J.E.チェンバレン「馬の自然誌」築地書館 屋代通子訳
- 2016.08.10 ブライアン・フェイガン「人類と家畜の世界史」河出書房新社 東郷えりか訳
- 2011.05.29 正田陽一編「品種改良の世界史 家畜編」悠書館
- 書評一覧:科学/技術
| 固定リンク
« J・J・アダムス編「パワードスーツSF傑作選 この地獄の片隅に」創元SF文庫 中原尚哉訳 | トップページ | スチュアート・D・ゴールドマン「ノモンハン1939 第二次世界大戦の知られざる始点」みすず書房 山岡由美訳 麻田雅文解説 »
「書評:科学/技術」カテゴリの記事
- ライアン・ノース「ゼロからつくる科学文明 タイム・トラベラーのためのサバイバルガイド」早川書房 吉田三知世訳(2023.03.16)
- デビッド・クアメン「スピルオーバー ウイルスはなぜ動物からヒトへ飛び移るのか」明石書店 甘糟智子訳(2023.01.08)
- ジェイムズ・クリック「インフォメーション 情報技術の人類史」新潮社 楡井浩一訳(2022.12.15)
- ローランド・エノス「『木』から辿る人類史 ヒトの進化と繁栄の秘密に迫る」NHK出版 水谷淳訳(2022.11.21)
- 長谷川修司「トポロジカル物質とは何か 最新・物質科学入門」講談社ブルーバックス(2022.10.31)
コメント