○○力
以下のような、○○力なるものを想像してほしい。
人はみな、多かれ少なかれ○○力がある。ただし○○力が強い人と弱い人がいる。
苦しいとき、つらいとき、ここ一番の大勝負のとき、○○力がモノをいう。○○力があれば苦しさやつらさに耐えられるし、勝負にも勝てる。
○○力は、訓練で鍛えることができる。
より厳しい訓練に耐えるほど、より優れた○○力が身につく。
残念ながら、○○力を客観的に測る手段はない。数値化もできないし、単位も定まっていない。
だが、専門家が見れば○○力の強弱はわかる。○○力を鍛えたければ、専門家に頼るべきだ。
そして他ならぬこの私、ちくわぶは○○力の専門家である。
これであなたはちくわぶを信用するだろうか? しないよね。あなたの判断は妥当だ。だって、○○力は、たった今、私がデッチあげたものだから。
では、上の文章から、○○力を霊能力に入れ替えてみよう。胡散臭いと思ったなら、あなたは常識は豊かで論理的にモノを考えられる人です。
ではその次。 ○○力を精神力に入れ替えたら、どうなるだろうか? 最近はメンタルって言い方が流行ってるけど。
ってなネタを、「懐疑論者の事典」を読んで思いついた。
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