Windows:デスクトップの大量アイコンはお手軽ランチャで整理
Windows には便利なアプリケーションが沢山ある。あるのはいいけど、使いたいアプリケーションを Windows メニューから探し出すのは手間がかかるし、面倒くさい。また、よく使う書類も、すぐ見つかる所に置いておきたい。じゃ、デスクトップに置いておこう。これなら一発で見つかるし。
などと考えるのは人の常。でも、パソコンを何年も使っていると、デスクトップに置くアプリケーションや書類のアイコンが増えて、気が付いたらデスクトップはアイコンだらけ。
なんてのは、多くの人が経験する話。幸いにして、この問題を解決する便利な道具がある。ランチャーと呼ばれるアプリケーションだ。
ランチャーを極論すると。デスクトップにゴチャアゴチャとある多数のアイコンを、小さなラックにまとめて収納できるソフトだ。デスクトップのアイコンをクリックするように、ラック上のアイコンをクリックすれば、アプリケーションが立ち上がったり、書類が開いたりする。
大抵のランチャーは他にも便利な機能があるんだが、基本的にはデスクトップを整理するための道具だと思っていい。私もぴょんきち氏が作った CLaunch を使っていた。軽くて速くて機能は充分だし、ラックもコンパクトで使う画面の面積も小さい上に、なんたってデザインがカッコいい。
が、Windows7 だと、何か他のアプリケーションかドライバと相性が悪いらしく、なぜか動かなくなってしまった。結局、今でも何が原因かわかっていない。他のランチャーを使う事も考えたのだが、あまり余計なアプリケーションを入れたくない。
どうせ基本的な機能しか使っていないんだし、もっと手抜きできる手口はないだろうか?
と考えたら、実に姑息な方法があった。なんのことはない、アイコン専用のフォルダをデスクトップに置けばいい。このフォルダの中に、よく使うアプリケーションや書類のショートカットを、まとめて突っ込んでおく。書類の本体は適切なフォルダに置けば、デスクトップはスッキリする。
パソコンを起動した時に、アイコン専用フォルダをダブルクリックで開けば、その窓がランチャーと同じように働く。表示を「一覧」にしておけば、小さいアイコンと名前だけが画面に出るので、あまり場所も取らない。Windows10 だと、こんな雰囲気の窓になります。
この手口、さすがに CLaunch に比べると場所を取るが、利点はある。業務用のパソコンだと、セキュリティ上の目的で、余計なアプリケーションを入れてはいけない規則になっている場合がある。この手口は特にアプリケーションを入れなくていいので、業務用のパソコンでも問題ないのだ。
なお、ショートカットを作る際は、CTRL キーと SHIFT キーを押しながら、元のファイルをアイコン専用フォルダにドラッグ&ドロップすると、 「ショートカットを作りアイコン専用フォルダに置く」操作が、一発でできます。出来上がるショートカットが「~のショートカット」って名前になるのが、ちと困りものだけど。
| 固定リンク
« Raffaele Cecco「JavaScriptグラフィックス ゲーム・スマートフォン・ウェブで使う最新テクニック」オライリージャパン 相川愛三訳 2 | トップページ | SFマガジン2016年6月号 »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- サミュエル・ウーリー「操作される現実 VR・合成音声・ディープフェイクが生む虚構のプロパガンダ」白揚社 小林啓倫訳(2021.07.11)
- ココログ:記事編集で余分な改行が入る→初期設定を通常エディタにする(2019.10.10)
- Q.Ethan McCallum「バッドデータ ハンドブック データにまつわる問題への19の処方箋」オライリージャパン 磯蘭水監訳 笹井崇司訳(2019.06.07)
- ココログ:リンク切れ一覧と旧URL一覧と公開記事URL一覧を突き合わせるOpenOfficeCalc(2018.11.18)
- ココログ:古い「カテゴリ別書評一覧」から各記事の旧URL 一覧を作るVBScript(2018.11.15)
コメント