王様の耳はロバの耳4
●IBMの創業者トーマス・ワトソンは予想した。
「世界にはコンピュータ5台分の市場がある」と。
愚かな発言と思われがちだが、私は妥当な数値だと思う。
当事の費用でコンピュータを使った時に、モトが取れる組織や個人の数は、その程度だろう。
コンピュータが普及した原因の一つは、値段が安くなりモトが取れる場面が多くなったためだ。
●学校教育などで、カリキュラムに何かを加えろ、と主張するのは簡単だ。
ただし、同時に、何を時間割から削るか、も同時に示すべきだろう。
大抵の場合、何かを加えるより、削る方が遥かに難しい。
●2進数は10桁で0~1023の数を表せる。ほぼ千=1キロだ。
つまり10ビットで1キロまで表現できる。
以下同様に、
20桁=20ビット=1メガ=約百万、
30桁=30ビット=1ギガ=約10億、
40桁=40ビット=1テラ=約1兆となる。
●毎年8%づつ人口が増えると、10年後には人口が2倍になる。
では100年後は?
約千倍に膨れ上がる。
●共感覚(→Wikipedia)という能力を持つ人がいる。
音を色で感じたり、味覚を形で感じたりする。
もしかしたら、霊感や第六感は、これかもしれない。
●その昔、某SF作家は予言した。
# A・C・クラークだと思うが、アイザック・アジモフかもしれない
「やがて電話は役に立たなくなる.。
人類が増えると電話番号の桁も増える。
やがて覚えきれない桁数になってしまうだろう」
予言は外れた。
今の携帯電話は番号やメールアドレスを覚えてくれる。
おまけに番号を入力しなくても、赤外線通信で交換すればいい。
●もしかしたらラッパーは現代の詩人なのかもしれない。
詩人というと高尚っぽいが、つまりは人々にウケるネタをリズムに乗せて語っていたのだから。
●吉川英治(→Wikipedia)がいい例なのだが。
昔の作家は何か格調が高そうに思える。
その最大の理由は、ファンの年齢層が高くなったためだろう。
大抵の社会では、年配者ほど社会的地位が高い。
そして社会的地位の高い者に好まれるモノは、高尚と見なされる。
# ライトノベルや週刊少年ジャンプと同じフィールドで勝負し続けて、
# 未だに生き延びている吉川英治って、凄い化け物だよなあ
●「犯人は必ず現場に立ち戻る」
「捕まる犯人は、だろ」
●左脳は論理が強く、右脳は直感に優れる、という説がある。
それはそれとして。
一般に、紳士服と婦人服はボタンのつけたかが違う。
紳士服は右手側にボタンがあり、婦人服は左手側にある。
幼い子供は、ボタンをはめるのが苦手だ。
暫く練習して、少しづつ上達してゆく。
男の子は右手でボタンをはめる。右手の動きを司るのは左脳である。
女の子は左手でボタンをはめる。左手を司るのは右脳だ。
●ただし。
Wikipedia の脳機能局在論の右脳・左脳論によると、
右脳と左脳の機能分担に関して、現時点ではいくつか異論が出ているようだ。
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