五里霧中で実験中
11月の中旬あたりから、じわじわと訪問者数が減っている…ような、気がする。なんか気になって、試しに Google で検索してみると、いくつかの頁タイトルでは、このブログがえらく後ろになっている事に気がついた。例えば、「インド カレー伝」と「カナート イランの地下水路」。どっちも、このブログが出てくるのは10頁目以降で、しかも該当頁ではなく、カテゴリのアーカイブがひっかかる。もしかして、「好ましくないサイト」と判断されているんじゃなかろか?
なんでかいね?と不審に思って調べると、Google の「ウェブマスター向けガイドライン」にたどり着いた。眺めていくと、いくつか考えられる点がある。
- デザインとコンテンツに関するガイドライン:1ページのリンクを妥当な数に抑えます。
一般にブログがそうであるように、私の頁もやたらリンクが多い。風説では「一頁のリンク数は100が一つの目安」だそうだが。とまれ、それは大半のブログに言える事で、私のブログに限った事ではない。 - 品質に関するガイドライン:複数のページ、サブドメイン、ドメインで同じコンテンツを公開しない。
私の設定だと、月別のアーカイブとカテゴリ別のアーカイブがある。本来の頁と同じ内容を、その二つに重複して掲載してしまう。これも、多くのブログに共通した性質で、私のブログ独特の性質ではない。 - 品質に関するガイドライン:隠しテキストや隠しリンクを使用しない。
別に隠しテキストも隠しリンクも使っていないが、誤解されかねない所があった。頁の右上だ。タイトルのバナー画像を覆い隠す形で、右袖のリンク集を配置している。そのため、右袖の最初の項目「プロフィール」へのリンクは、タイトルのバナーに重なる。ブラウザの描画の順番が タイトル→右袖 の順なら何も問題ないが、そうでなければ、「プロフィール」は隠しリンクになってしまう。
もしかしたら、描画の順番は HTML の規格で決まっているのかもしれない。とはいえ、こういう細かい部分だと、実際にはブラウザの実装に依存しがちだ。だから、「危険アリ」と判断される可能性は、ある…ような、気がする。
元々デザインのセンスには自信がない上に思いつきで決めたデザインなんで、とりあえず元の形に戻した。頁のタイトルも、日付の行に無理矢理重ねるデザインだったので、これも元に戻した。
次の日、キーワード「インド カレー伝」(Google 検索の結果)を Google で検索すると、先頭頁の6番目に出てきた。デザイン変更の効果か…と思ったが、キーワード「カナート イランの地下水路」(Google 検索の結果)は、相変わらず11頁目にカテゴリのアーカイブが出てくるのみ。迂闊な事にクローラ(Googlebot)のアクセス履歴は取ってないので、Google の診断が変わったのか、私の勘違いなのか、全く不明のまま。
とりあえず、HTML のスタイル指定の margin は、負の値を指定しない方が無難だと思う。とはいえ、客観的に検証可能な根拠は、全く示せませんが。
2010.12.21追加
どうも、第4の要因がありそう。サイト「マンガの中の聴覚障害者」の「Google 八分 の確認と対応の方法」が、とても参考になった。ブログ更新によるリンク構造の変化で目的の頁が深い階層に沈んだため、頁の評価が下がった可能性がある。えー、つまりですね、最近の私のブログはつまらない頁が多いので自然とアクセスが減った、それだけの話、と。…なんか、すっごく、説得力があるんですけど orz
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