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2010年7月10日 (土)

日本史と世界史

高校の頃、歴史は日本史と世界史のどちらかを選ぶカリキュラムだった。
ここで日本史を選んだ某先輩の理由が面白い。

  「だって世界史って戦争ばっかりなんだもん。」

今、鳥井順氏の「中東紛争史」の一巻を読んでいる。古代から1945年までを扱っている。
この本の内容が、まさしく某先輩の言葉そのままだ。
まあ、書名からして紛争史なんだから、当たり前なんだけど。

冷蔵庫も原動機もない時代にマケドニアからペルシアを超えインドまで、
往復11年間3万kmの遠征したアレキサンダーとか、何を考えてるんだか。

現代のように明確に国家や国境が明確に定義されていない頃、庶民はどんな風に生活していたんだろう。
今でもバルチスタンやクルドなどは国境があいまいっぽいし、
行けばわかるのだろうけど、そういう所は、生きて帰れる保障がないんだよね。

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