« SFマガジン2007年7月号 | トップページ | 朝風呂 »

2007年6月 4日 (月)

長尾精一「粉屋さんが書いた小麦粉の本」三水社

 読んでるとお腹がすいてくる。あー饅頭怖い。

 麦作と加工の歴史から小麦粉の種類と特徴、流通と製粉の仕組み、小麦を使った食品、小麦粉を使った料理のレシピ、選び方使い方保存方法と、ちょっとしたウンチクから実用的な情報まで揃えたとっても便利な本。著者は日清製粉の研究所所長で著作のプロではないけど、文章は相当に気を使ってる上に、イラストが多くて読みやすい。

 美味しそうな食べ物が次から次へと出てくるんで、とにかく読んでてお腹がすく。うどん、饅頭、カステラ、クッキー、餃子、ラーメン、ケーキ、ドーナツ、天婦羅。そして食パン、フランスパン、バターロール、あんパンに蒸しパン。忘れちゃいけないお好み焼き。あーたまんねー。

 うどんを打つのはさすがにしんどそうだけど、饅頭は簡単そうなんで、今度挑戦してみようかなぁ。小麦粉100gにベーキングパウダー2gと砂糖80gを35ccの水でこねて、餡を包んで強火で13~14分蒸して終わり。お好み焼きは昼飯代わりによく作るんだけどね。余り物片付けるのにちょうどいいし。

 あー、腰の入ったきしめんが食べたくなってきた。

|

« SFマガジン2007年7月号 | トップページ | 朝風呂 »

書評:ノンフィクション」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 長尾精一「粉屋さんが書いた小麦粉の本」三水社:

« SFマガジン2007年7月号 | トップページ | 朝風呂 »