若者の活字離れ?
ちょっとこの辺を読んで思ったこと。
実は私も最近よく図書館を使うようになった。理由はこの辺。
- 部屋が狭いんで本を置く場所がない。
- お金の節約。
- いい年なんだし少し古典を読んでおきたい。といってもほとんど読んでないけど←意味ないじゃん
- 品揃えが豊富。引っ越したらたまたま近所に大きな図書館があったのが幸いした。
- 若い頃に読み逃した作品に出会える。最近は新刊の刊行が多い分、絶版になるのも早く、すぐ手に入らなくなる。けど図書館だと結構拾い物に出会える。最近だと森青花の「BH85」が拾い物だった。
- 日頃はあまり読まない分野の本も気軽に借りられる。図書館じゃなければ「照明[あかり]の設計 住空間の Lighting Design」を読まなかったし、北村薫にも出会えなかったと思う。
- 好きな作家が増えすぎて最新作を追いきれない。
自分語りはこの辺にして、タイトルの話。果たして若者は本離れしているのかってお話。毎年 読売新聞 が読書週間にアンケートを取っている。これが結構面白い、色々な意味で。 試しに2005年10月のアンケートから、“この1か月間に本を「読まなかった」人”の割合を抜き出して表にし てみる。
世代 | 20歳代 | 30歳代 | 40歳代 | 50歳代 | 60歳代 | 70歳以上 |
---|---|---|---|---|---|---|
非読率 | 41% | 41% | 44% | 55% | 61% | 66% |
前世代との差 | - | 0% | 3% | 11% | 6% | 5% |
この表から、あなたはどんな印象を受けるだろうか。私は次の二つの傾向を読み取った。
- 若い人ほど本を読み、年配の人ほど本を読まない。
- 特に変化が大きいのは50歳代。
現場の書店はこの状況を敏感に感じ取っているらしく、学習参考書・漫画・ライトノベルなどの売り場面積が拡大つつある様に思う。いずれも若い人向けの商品だ。
ところで上の表の数字は以下の頁から抜き出した。できれば元記事を読んで欲しい。
記事からどんな印象を受けただろうか?なかなか興味深い論調だと思う。この記事を書いた記者は昭和20年代の産まれなんじゃないかな。
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